2025年春卒業予定の新卒者を対象とした胚培養士の募集を行います。
当院の培養室には胚培養士8名(うち育休中2名)と事務スタッフ1名が在籍しており、2023年の人工授精件数は約900件、採卵件数は約800件、融解胚移植は約900件でした。
こちらが当院の培養室で、胚培養士が主に業務を行う場所です。顕微授精を行う倒立顕微鏡や胚操作などを行う実体顕微鏡が入ったクリーンベンチや胚を培養するタイムラプスインキュベーターなどが複数あり、先進医療を行う設備も整っています。
【対象】
・理系(保健学、畜産学、理学、工学等)の大学および大学院を修了予定の方
・臨床検査技師や看護師等の資格を取得予定の方
【業務内容】
・培養業務(精子や卵子の処理、受精操作、胚の凍結・融解・移植など)
・患者説明(移植前説明、個別相談会など)
・事務作業(データ入力、報告書作成など)
・学会参加・発表 などです。
【教育について】
・およそ3年間をかけて、培養技術などをひととおり習得できるようカリキュラムを組み、トレーニングを行っていきます。
胚培養技術などが未経験の方も周りの先輩胚培養士がサポートしていきますのでご安心ください。
・入職1年目から学術講演会やセミナーへ参加する機会があり、生殖補助医療や胚培養についてより知識を深めることができます。また、生殖補助医療胚培養士の資格取得も積極的に行っています。
【働きやすさ】
・培養業務は時間内に終了し、さらにトレーニングも業務時間内で行えるようにスタッフで協力する体制が整えられているため、残業時間は月5~10時間程です。プライベートの時間もしっかりととり、ワークライフバランス良く働ける環境となっています。
・培養部内でのミーティングに加え、すべての部署が集まって参加するミーティングやスタッフ研修も行っており、培養部内や他部署間とも意見交換がしやすい雰囲気づくりに努めています。
当院では、患者さま一人ひとりに合わせて最善の治療を行うことを大切にしています。多くの患者さまが妊娠できるよう、医師だけでなく胚培養士も協力してより最適な方法を考え提案できる体制となっています。
胚培養士の業務は、配偶子(精子・卵子)や胚培養などがメインとなります。
特に、生殖補助医療では、採卵で患者さまの体内から取り出された卵子を精子と受精させて培養し、患者さまの子宮に戻す胚移植までを担当することから、胚培養士のレベルが妊娠率に直結するといっても過言ではありません。
胚培養士は患者さまと接する機会は多くはないかもしれませんが、生殖補助医療における縁の下の力持ちのような仕事であり、実際に妊娠という結果につながるととても嬉しいです。
当院の一員になって、私たちと一緒に地域の生殖医療に貢献しませんか?
実際に培養室をご見学いただくこともできます。
応募や見学希望の方は当院ホームページ『採用情報』の応募フォームよりお問い合わせください。スタッフ一同心よりお待ちしています。