こんにちは、培養部です。
7月8日の中日新聞にて、当院の培養室が取り上げられました。
胚培養士の国家資格化や技術の差など、胚培養士がおかれている現状をテーマに当院培養部長がインタビューに答えました。
現在胚培養士は国家資格ではなく、学会が認めている民間資格のみであるため、資格をもたなくとも受精、培養業務を行うことができます。そのため、その教育は施設に委ねられ、個々の技術の差や地域ごとの人材不足が問題になっています。
当院では胚培養士の育成計画書を作成し、十分に経験を積んだ先輩胚培養士の指導のもと段階を踏んで業務の研修を行っております。また月に一度、胚培養士一人ひとりの成績を数値化し手技の見直しを行うことで、さらなる成績向上に努めています。
今後も技術の向上を続け、患者さまに安心して不妊治療を受けていただけるよう精進して参ります。