JR名古屋駅
太閤通り口
徒歩5分

土日診療
完全予約制

トピックス TOPICS

卵管造影検査について

子宮卵管造影検査(HSG)について

1.子宮卵管造影検査(HSG)とは子宮がん検診のイラスト

子宮口から入れた細い管を通して造影剤を流し、レントゲン撮影することで
子宮の形や卵管の通過性を確認します。

卵管の通過性 卵管が詰まっていないか、通りにくいところがないかを確認します。

子宮の形態 子宮の形や状態に異常がないかを調べます。

癒着の有無 卵管周囲に癒着がないかを確認します。

2.当日の流れ
①子宮の向き等を確認するために内診室でエコー検査をします。

(排卵が近いと医師が判断した場合、検査を延期する場合があります。)

②レントゲン室に移動をしたら子宮口から細い管を入れて固定をし、
造影剤を流してレントゲンを撮影します。
③結果は検査当日、診察室にて医師からお話しさせていただきます。電子カルテに情報を入力しながら患者さんに問診をする医師のイラスト

3.検査の時期
月経が終わった直後(月経7~10日)の出血の無い時期に合わせて
事前に予約をして頂き、検査を行います。

※月経中だと経血の逆流、また排卵日が近いと、もし排卵後であった場合に
 卵子の逆流のリスクがあります。

4.検査費用


5.Q&A
Q.検査は痛いですか?

A.痛みには個人差があります。
痛みを感じる可能性があるのは、
膣から入れた管を子宮内で膨らますとき
②造影剤を注入するとき の2回のタイミングです。
検査中は月経痛のような痛みを感じることがございますが、
安心して検査を受けていただけるようスタッフが適宜声をかけさせていただきます。

Q.検査は時間がかかりますか?
A.検査自体は10分程度で終わります。

6.注意事項
・月経開始から検査当日までは避妊をしてください。

・検査直前の食事は避けてください。
・検査後出血が付着することがありますのでナプキンを持参してください。
・スカート類でお越しください。

・検査時の痛みに関係なく、検査後も造影剤により腹痛が起こることがあります。


7.効果

検査により造影剤を流すことで、卵管の機能を高めることもできます。

少しの卵管の通過不良があった場合でも、圧をかけて造影剤を流すことで
通過性が良くなり、妊娠率の増加も認められているため治療効果も期待できます。


卵管は精子と卵子が出会う場所ですので、通過不良や閉塞がある場合自然妊娠は難しいと
言えます。なるべく早く検査を受けるようにしましょう。