妊活はご夫婦いっしょに行うことが大切です。女性だけではなく、かならず、男性の協力が必要になります。
妊活中は女性の患者様が精神的に落ち込んでしまうこともあります。そんなとき、男性がサポートをしてくれれば、安心して妊活を行いやすくなります。
今回は男性に取り組んでいただきたい「不妊治療時に気をつけたいこと」についてご説明します。
1.妊娠についての理解を深める
2.ご夫婦でいっしょに取り組む
3.パートナーを支える
目次
1.妊娠についての知識を深める
妊活を行うにあたり、男性が妊娠について知識を深めることは必須事項です。妊娠や妊活に関する基本的な知識を深めるようにしましょう。
男性が妊娠・妊活について知識を深めることでパートナーがどのような治療を受けているかを理解しやすくなり、サポートの際に役立ちます。
2.ご夫婦でいっしょに取り組む
妊活は女性だけに任せっぱなしにするのはよくありません。かならず、ご夫婦いっしょに行うようにしましょう。
ご夫婦で妊活を行う際には、パートナーと方向性を共有することが大切です。意識のすり合わせをしておかないと考え方の食い違いが生じ、妊活を途中で諦める、ご夫婦の仲が悪くなる、などのトラブルが発生しやすくなります。
妊活を始めるときはご夫婦がお互いの考えや気持ちを伝え合い、相手の気持ちを汲みながら意識のすり合わせをしておきましょう。
3.パートナーを支える
妊活中は以下の点に気をつけ、女性が感じているストレスを理解してパートナーを支えましょう。
■不妊治療時に気をつけたいこと
1.パートナーの話を聞く
2.パートナーの気持ちを察する
3.家事や通院のサポートをする
1.パートナーの話を聞く
パートナーが不妊治療の話をしたときは、耳を傾けてください。アドバイスは不要です。話を聞くことがパートナーの安心につながり、前向きに妊活に取り組む気持ちを保ちやすくなります。
2.パートナーの気持ちを察する
妊活中は検査を受けたときや治療がうまくいかない場合にストレスを感じることがあります。
パートナーがクリニックに行ったときやつらそうにしているときは話しかけてあげてください。ご夫婦の会話のきっかけが生まれます。
日頃からパートナーの気持ちを察し、「話しかける・話を聞く」行動をとることで妊活中のストレスが軽減され、体調の改善につながります。
3.家事や通院のサポートをする
家事や通院のサポートをすることでパートナーの負担が減り、妊活中のリラックスタイムが広がります。サポートにより、妊活中に感じるストレスの軽減にもつながります。
【パートナーを大切にする行動を】
妊活中は精神的・肉体的負担を感じる場面があります。パートナーが感じているつらさや気持ちを理解し、支えるようにしましょう。