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受精着床学会に参加、発表を行いました

こんにちは。胚培養士です。

 

8月22、23日に大阪で行われた「第42回 日本受精着床学会総会・学術講演会」に参加してきました。

 

日本受精着床学会は、生殖医療分野における国内学会としては2番目に大きい学会のため、関連施設の医師や胚培養士、看護師、コーディネーター、カウンセラーなど、多くの方が参加されていました。

 

今回、学術集会に当院から2人が参加し、発表を行いました。

「人工知能Life Whispererを用いた異常受精卵の解析」と「Ready to use凍結融解液を用いた胚盤胞移植における臨床成績」というタイトルで、当院での検討結果を発表しました。

 

ここ数年での生殖医療分野における人工知能の活用が進んでおり、受精卵の評価や精子の選別だけでなく、卵子を育てる方法の選択などにも利用され始めています。

これから、さらに改良が進んでいくものと考えられます。

 

また、卵子・受精卵の凍結融解方法も少しずつ変わってきています。準備や操作時間が短縮されることで、胚への負担が軽減される可能性が考えられます。

 

ほかにも他のクリニックの胚培養士さんと培養方法や培養液等に関してディスカッションを行い有益な情報を得ました。また、企業ブースで業者さんより培養液や機器等に関しての情報を得られ、とても貴重な時間を過ごしました。