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慢性子宮内膜炎検査(BCE)と治療後の成績

胚移植をしてもなかなか妊娠に至らないとお悩みの方に、慢性子宮内膜炎検査(BCE)についてご紹介します。

子宮内で細菌感染が持続的に起こることで慢性的な炎症が起こり、着床の妨げになります。
BCE検査は子宮内膜の一部を採取し、組織検査でCD138という炎症細胞の有無を調べるものです。
慢性子宮内膜炎と診断された場合は治療のために抗生物質を内服します。

検査の流れについてはこちらの記事をご覧ください。


当院ではこれまでに410症例にBCE検査を行い、184症例(44.9%)に異常が見つかりました。
また治療後73症例で胚移植を行い、57症例(78.1%)で妊娠に至り、その後45症例(61.6%)が妊娠継続となっています。

当院におけるBCE検査の結果

BCE検査数

何らかの異常あり

410症例

184症例(44.9%)

 

治療後の胚移植の結果

胚移植数

臨床妊娠数

妊娠継続数

73症例

57症例(78.1%)

45症例(61.6%)