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体外受精について

こんにちは、胚培養士です。

今回は体外受精についてお伝えします。

 

体外受精とは採卵で得られた卵子に精子をふりかけ、精子が自力で運動する力を利用して受精させる方法のことで、IVFやふりかけ法とも呼ばれます。

体外受精は以下のような流れで行います。



採卵で得られた卵子は、体外受精用の培養液に移します。採精した精液は培養室にて、運動の良い精子のみを集めるための洗浄処理を行います。
動画は洗浄処理前と後の精子の様子です。

▼洗浄処理前の精子




▼洗浄処理後の精子

 

洗浄処理前は運動していない精子も多く存在しますが、洗浄処理を行うことで運動している精子のみを集めることができます。

洗浄処理後に運動している精子数をカウントし、1ml中に100万匹以上の運動精子が確認できた場合のみ体外受精を行います。


こちらは実際に卵子に精子をふりかけている様子です。



このようにふりかけた精子は培養液を泳いでいき、卵子と出会い受精します。


右側のふわふわして見えるものが卵子で、左側で動いているものが精子です。


体外受精では十分な数の運動精子がいないと、受精する確率が低下してしまいます。そのため当院では精液処理が終わったときに1ml中の運動精子数が100万未満の場合には顕微授精を行っています。

 

体外受精についてさらに詳しく知りたい方、検討されている方は胚培養士までお尋ねください。