こんにちは、鎌田美佳です。
わたしたちが不妊治療を提供する時、AMHをよく目安にしています。
「卵巣予備能」と呼ばれる検査で、卵巣内に残っている卵子の指標になります。
タイミング周期や人工授精周期の方は自費扱いですが、体外受精周期の方は半年に1回保険で測定することができます。
体外受精周期の調節卵巣刺激時のお薬の投与量を決めるときに、すごく参考になるわけですが、今までは結果が当日に出ませんでした。
そこで、2023年2月からAMHを院内迅速で測定できるようにしました。
これによって、以前よりも患者さんに合った刺激が選択できるようになりました。