タイミング、人工授精や胚移植をしても、なかなか妊娠しないとお悩みの方に、子宮鏡検査についてご紹介します
子宮鏡検査は子宮内にカメラを挿入して、着床の妨げになるポリープや筋腫などの病変がないかを確認します。痛みはほとんどなく、外来診察にて検査可能で数分程度で終了します。
子宮鏡検査で子宮内に妊娠の妨げとなる可能性のある病変等が見つかった場合には、その治療を行ってから一般不妊治療や胚移植等を行うことになります。
検査の流れなどはこちらの記事をご覧ください
これまでの当院では973症例に子宮鏡検査を行い、441症例(45.3%)に何らかの異常が見つかりました。
また治療後137症例が胚移植を行い118症例(86.1%)が妊娠に至り、その後97症例(70.8%)が妊娠継続となっています。
当院における子宮鏡検査の結果
子宮鏡検査数 |
何らかの異常あり |
973症例 |
441症例(45.3%) |
治療後の胚移植の結果
胚移植数 |
臨床妊娠数 |
妊娠継続数 |
137症例 |
118症例(86.1%) |
97症例(70.8%) |