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日本生殖医学会学術集会に参加、発表を行いました

こんにちは。胚培養士です。

 11月14、15日にポートメッセなごやで行われた「第69回 日本生殖医学会学術講演会-総会」に参加してきました。

 

 日本生殖医学会は生殖医療分野における国内学会として最も大きな学会のため、全国各地の関連施設の医師や看護師、胚培養士、カウンセラーなど多くの方々が参加されていました。また愛知県での開催は平成3年以来33年ぶりの開催であり、当院からは11名のスタッフが参加いたしました。

 

 今回の学術集会では当院の胚培養士が5題の発表を行いました。

 口頭発表では「胚盤胞凍結時の直径と臨床成績の比較」、「胚盤胞2個移植における胚盤胞直径の違いが臨床成績に影響するか」、「ワンステップ急速融解法による胚盤胞移植の臨床成績」というタイトルで3題発表しました。

またポスター発表では、「生殖補助医療の保険化初年度における凍結胚の廃棄状況」、「3種の胚培養液を用いた培養および臨床成績の比較」というタイトルで2題、当院での検討結果を発表しました。

 私は今年の4月に新卒で入職し、初めて学会に参加させていただきました。全国規模ということもあり、様々な企業や全国各地の施設、大学の方々の取り組みや培養方法、考え方など生殖医療について学ぶことができました。また口頭発表では、質問が飛び交い、活発な議論がなされていました。学会に参加することで、新たな知見を得るとともに、多様な視点から当院での培養業務を見つめなおすことができ、成績をさらに向上させるための有意義な時間となりました。