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不妊カウンセリング学会学術集会で発表を行いました

こんにちは、胚培養士です。

 

5月18日に東京都で行われた「第24回日本不妊カウンセリング学会学術集会」に参加してきました。

 

本学会は特に不妊で悩んでいる方々に対して、カップルが最適の不妊治療を選択できるように不妊カウンセリング・ケアの発展と普及を主な目的としている学会です。当院に在籍している体外受精コーディネーターも本学会により認定される資格となっています。

 

今大会は「未来を見据えるプレコンセプションケア」というメインテーマで行われ、シンポジウムでは産婦人科医だけでなく、中医学・漢方の専門家や心理士など様々な職種の先生方からみたプレコンセプションケアについての講演を聴くことが出来ました。

 

当院からは体外受精コーディネーター1名、胚培養士2名が参加および発表をしました。それぞれ、「体外受精における卵巣刺激方法による臨床妊娠への影響」、「プレコンセプションチェック実施後の患者の動向からみるその有益性」、「二胚移植における多胎妊娠のリスクと移植胚組合せの検討」という演題で発表を行いました。

 



特にプレコンセプションチェックに関する演題では、当院で検査を行った患者さまがその後どのような経過をたどったかを調査し、プレコンセプションチェックが有益に働いているかを検討した内容で発表を行いました。また、他施設が行うプレコンセプションケアの活動内容を聴き参考にすることができました。

 
今回の学会で得られた知見をもとに、患者さまご自身が最適だと思われる治療方法選択の一助となれるよう尽力してまいります。