こんにちは。胚培養士です。
先月、東京にて行われた第25回日本不妊カウンセリング学会学術集会に行ってきました。
不妊カウンセリング学会は、不妊に悩むカップルが最適の不妊治療の選択ができるよう不妊ケアやカウンセリングの発展・普及を目的とする学会です。
不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの養成も行っています。
今回の学術集会のテーマは「男のきもち」でした。
不妊治療は「カップル」に対する治療ですが、実際には女性への治療負担が大きく、治療に対する意識も女性の方が高い場合が多いことから、心理的サポートも女性主体になりがちです。
今回の学会では、今まであまりなかった不妊カップルの男性側にスポットを当てた学術集会で、新しい学びが沢山ありました。
男性側の不妊原因には乏精子症、無精子症、妊活EDなどがあります。
そのような男性患者さんは、パートナーに対しての申し訳なさ、負い目を感じていても、それを言葉にせず孤独感を抱えているにもかかわらず、不妊治療施設では男性患者に対するケアがあまりなされていないことが問題であると長年無精子症患者さんのカウンセリングをされていらっしゃる先生が指摘されていました。
また、実際に無精子症患者さんご本人のお話も拝聴し、男性患者さんに対しても適切なカウンセリングが必要であると強く感じました。
この学会で学んだことを当院の不妊カウンセリングにも還元していきたいと思います。
